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清少納言の夫は誰?道兼の妻のその後、独裁政治の幕開け…大河ドラマ「光る君へ」4月7日放送回振り返り

清少納言の夫は誰?道兼の妻のその後、独裁政治の幕開け…大河ドラマ「光る君へ」4月7日放送回振り返り:4ページ目

和歌の会で披露された一首

秋風の 打ち吹くごとに 高砂の
尾上の鹿の 鳴かぬ日ぞなき

高階貴子(板谷由夏)が、愛する我が子・藤原伊周(三浦翔平)の妻探しを目的に開いた和歌の会。かつて男性陣が漢詩の会を開いたのと対照的ですね。

さて、劇中で披露されたこの和歌は平安中期の勅撰集『拾遺和歌集』に収録されています(詠み人知らず)。

意味するところは「秋風が吹くたびに、高砂の峰にいる鹿が鳴かない日はない」。転じて「あなたを恋しく思い、泣かない日はない」と読めるでしょう。

賑やかしの審査員?コメンテーター?として呼ばれた出すぎ者二人(もちろん、まひろとききょう)。既婚者のききょうはともかく、まだ結婚していないまひろとしては、気が気ではありません。

この中に意中の女性がいたのかどうか、藤原伊周の妻は見つかったのでしょうか。顔がアップになったあの女性が今後も登場するのか、注目したいところです。

5ページ目 ききょう(清少納言)の離婚

 

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