清少納言の夫は誰?道兼の妻のその後、独裁政治の幕開け…大河ドラマ「光る君へ」4月7日放送回振り返り:3ページ目
藤原実資の後妻・婉子女王
桐子(源惟正女/中島亜里沙)に先立たれてしまった藤原実資(秋山竜次)の妻・婉子女王(えんし/つやこ。真凛)。
彼女は為平親王の娘で、源明子(瀧内久美)らの姪に当たります。
元は花山天皇(本郷奏多)の女御でしたが、寵愛はかなく疎まれてしまい、花山天皇の出家後は実資と再婚していました。
ちなみに、彼女は長徳4年(998年)に亡くなってしまうため、今の内に仲睦まじい夫婦仲を堪能しておきたいですね。
なお、実資の妻には源頼定乳姉妹(よりさだのめのとご。乳母の娘)が確認されており、晩年に最愛の娘・藤原千古(ちふる/かずこ)を授かります(諸説あり)。
これからも愚痴を日記に書き連ね、夫婦のかけ合いを楽しませてくれることでしょう。
「この張り具合♪」
「腹をつかむな!」
……実際の実資はどうだったのか、気になりますね。