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考えが甘すぎ!?幕末期に明け渡された江戸城、実は「すぐ返してもらう」つもりだった【前編】

考えが甘すぎ!?幕末期に明け渡された江戸城、実は「すぐ返してもらう」つもりだった【前編】:3ページ目

勝海舟の提案

そこで新政府軍が考えたのが、勝海舟などの旧幕臣たちに、江戸の町の警備を委任するというものです。

これをチャンスと捉えたのが勝海舟でした。

彼は、江戸の町の治安の回復を目的として、慶喜と江戸城を返還するよう大総督府に具申します。「将軍様」が江戸に帰ってくれば人心も安らかになり、旧幕臣たちの反発心も落ち着くと考えたのです。

先述した通り、勝海舟がこのような提案をしたのは、あくまでも江戸城の明け渡しは一時的なものだという頭があったからです。

しかし結果はご存じの通りで、江戸城は二度と幕府側に戻ってくることはありませんでした。勝の目論見は外れてしまったのですが、なぜこのような結果になってしまったのでしょう? それは【後編】で解説します。

【後編】の記事はこちらから

考えが甘すぎ!?幕末期に明け渡された江戸城、実は「すぐ返してもらう」つもりだった【後編】

勝海舟の提案【前編】では、幕末期に明け渡された江戸城と、水戸藩に移された徳川慶喜について、幕府側の人々は「いずれ戻ってくる」と考えていたことを説明しました。[insert_post id=…

参考資料:
日本史の謎検証委員会『図解 幕末 通説のウソ』2022年

 

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