折り紙からヒントを得た、強風でも豪雨でも壊れにくい傘とは?
地球温暖化のせいなのか、ゲリラ豪雨や集中豪雨、大型台風、雨に悩まされることが多いですね。近頃は雨だけでなく、強風も一緒にくることが多いので「傘が壊れちゃった。」という方もいらっしゃるのでは。
ちょっと不思議な形をしたこの傘、強風でも壊れにくいんだそうです。これ、折り紙からヒントを得た骨のない傘「Sa」。名前も日本語の「かさ」「さす」「さめ(雨)」の音から名付けられたとか。
この傘、見た目もかっこいいんですが、1番の特徴は「骨」がないこと。開発しているのはデザインスタジオNooka社のマシュー・ウォールドマンさんと同僚のジャスティン・ネーゲルバーグさん。折り紙の原理を応用して、ふたつの傘を向かい合わせに重ねた構造で、お互いに押したり引いたりで開閉できるようになっています。
開いたところ
閉じかけたところ
操作はこのハンドルで。傘を開くときにはハンドルの最下部をまわし、閉じるときには「ピンボールマシンのレバーのように」引きます。
外側のパネルには磁石が埋め込まれていてくるっと簡単にまとめられます。
これは実用化されたらぜひ欲しい!!雨の日のお出かけも楽しくなりそうですね。Japaaanではこれまでにも折り紙モチーフのプロダクトをご紹介しています。
折り紙って本当にすごいなぁ。
Sa™: The Umbrella Reimagined by Justin Nagelberg & Matthew Waldman — Kickstarter