入れ歯のはじまりは室町末期?徳川家康も使用した木製義歯とは。江戸時代の装着偉人も紹介:2ページ目
入れ歯の「歯」には驚きの素材も使われていた!
入れ歯の「歯」の部分には、ロウのように半透明でやわらかい「ロウ石」や動物の骨のほか、象牙や人間の歯も使われ、人工の歯が作られはめこまれていたようです。
人間の歯…!一体、誰の歯を使用するというのでしょうか…?
言い知れぬ恐怖や気持ち悪さを感じますが、当時の人々は威厳を保つために入れ歯を装着したとも言われていますので、そういったことは二の次だったのかもしれません。
歯周病に悩まされた歴史偉人たち
ここでは、歯周病に悩まされた歴史偉人たちについてみていきましょう。
徳川家康
戦国時代に終止符を打ち、江戸幕府を開いた歴史偉人。戦国時代から江戸時代はじめの武将であり、戦国大名。そして天下人でもあります。
源頼朝
平安時代の終わり頃から鎌倉初期に、武将や政治家として活躍し、鎌倉幕府を開いた歴史偉人。異母兄弟にあたる源義経と力を合わせて平家と戦ったが、その後の兄弟確執は、お互いを討つまでに発展。悲しい兄弟の物語として語り継がれています。
真田幸村
徳川家康を寸前まで追いつめた、安土桃山時代から江戸時代はじめにかけての武将であり大名。ゲームや小説では、ヒーロー的な扱いをされることが多いです。
豊臣秀吉
戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将であり大名。天下人でもある。農民出身とされていたが、現在では商人であったとも織田家の足軽であったともいわれています。
など。
このように見てみると、歯周病の歴史も長そうですね。