知る人ぞ知る江戸の都市伝説!下町に伝承する不思議な奇談・本所七不思議を巡る 【前編】:5ページ目
【4】巨大な足が天井を突き破る「足洗邸」
本所のある旗本の上屋敷。夜になると、「足を洗え」という不気味な声と共に、天井をバリバリとつきやぶり、すね毛に覆われた巨大な「足」が降りてくる。
家の人間が足を洗うとまた天井裏に戻っていく。洗わないでいると、家中の天井を踏み抜いて暴れるので、その旗本は同僚と邸を交換したところ二度と現れないようになった。
「足洗邸」があったとされる場所
墨田区亀沢4丁目12付近、三つ目通りと北斎通りの北東。
そして、話は【その2】に続く。
いつまでも追いつけない「送り提灯」とは……