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江戸時代の恋愛や不倫、同性愛、ラブグッズ事情など…教科書では教えてくれなかったこと

江戸時代の恋愛や不倫、同性愛、ラブグッズ事情など…教科書では教えてくれなかったこと

江戸時代中期までは、肉体派の男性労働者が日本全国から集まったため、江戸は男だらけ。圧倒的に男性の方が多く、結婚できない男性もたくさんいました。そんなわけで、女性は気が強くて元気、そして積極的なタイプが多かったのでしょう。

そうはいっても、武家などの上流階級では「一生涯夫に仕え、家を守るのが当然」とされていたので、親の決めた相手とお見合いして結婚、ということが多かったようです。その点、庶民の恋愛は結構進んでいたとか。

今回は、江戸時代の恋愛事情を、”夜の営み”にフォーカスし、これまでの記事を交えながら紹介します。

江戸時代の大人のおもちゃ事情

現在ではオンラインショップでもアダルトグッズは販売されており、Amazonでも取り扱いがあるほど。アダルトグッズには多種多様な商品が存在しますが、江戸時代にはすでに、現在売られているグッズの原型となる性具が使われていました。

とはいってもその多くは海外から輸入されたもので、アダルトグッズを取り扱う専門店まであったのです。お江戸で人気の専門店だったのが、「四目屋(よつめや)」。

なんと通信販売まであった!江戸時代に誕生した日本初のアダルトグッズショップ「四目屋」

先日の記事でも紹介したように、江戸時代ではかなりバラエティ豊かなアダルトグッズが、一般に広まっていたようです。[insert_post id=97682][insert_post id=97425…

四目屋は一応、薬屋さんの体で商いをしていたようですが、性行為に関連したさまざまなグッズが販売されていました。現在の東日本橋1丁目付近のにぎやかな場所にお店を構えていたので、かなり繁盛していたのかもしれませんね。

江戸時代に使われていたグッズでポピュラーだったのが、「張形(ディルドのようなもの)」や、男性器にかぶせて使用する「鎧形(よろいがた)」など。

どう使うん?ってものまで!葛飾北斎による江戸時代のアダルトグッズ紹介「魂胆遣曲道具」

江戸時代に庶民の間で人気だった浮世絵にはさまざまなジャンルがあります。風景画、役者絵、美人画の他に、性的描写を含む春画(艶本)と呼ばれるジャンルも庶民たちに人気でした。当時は春画=エロ本といっ…

なお、四ツ目屋などの客は、男性ばかりではなく、大奥の女中たちも御用達だったようです。

大奥の女中も御用達だった?江戸時代の大人のおもちゃ事情

江戸時代、オトナのおもちゃ屋さんといえば、両国米沢町にあった四ツ目屋(四目屋)。顔もよく見えないほど薄暗い店内で、買う時は、奥にいる店員に声をかけていたよう。ここでは、長命丸や女悦丸などの媚薬…

2ページ目 江戸時代の同性愛事情

 

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