江戸時代の恋愛や不倫、同性愛、ラブグッズ事情など…教科書では教えてくれなかったこと:3ページ目
江戸時代の愛人稼業
江戸時代の人々は現代に比べ、男女の肉体関係に対しておおらかな考えを持っていたと言われることがありますが、浮気・不倫も多かったようです。
春画に学ぶお江戸の性事情。亭主も女房も浮気してた?どこまでも自由奔放な江戸っ子
このあいだの記事では、江戸時代の人たちの色事について紹介(参考:江戸時代の人たちは色事にとってもおおらか♪のぞき見されてもなんのその!)しましたが、今回はその色事の中からピンポイント「浮気」について紹…
そして、愛人というと眉をひそめる方もいるかもしれませんが、江戸時代は愛人稼業を自ら選択する女性もいました。結婚したくない女性にとっては、現代のようにキャリアウーマンとして生きるという道はほとんどありませんでした。誰かの財力をあてにするとなると、愛人になるのが手っ取り早い方法だったのです。
江戸時代の愛人稼業。結婚したくない場合はどうする?自ら愛人の道を選択する女性たち
愛人というと眉をひそめる方もいるかもしれませんが、江戸時代は愛人稼業を自ら選択する女性も多かったのです。結婚したくない女性にとっては、現代のようにキャリアウーマンとして生きるという道は…
ただし、現代の日本では、既婚者が夫や妻以外の異性と大人の関係を持つこと自体は犯罪行為ではありませんが、江戸時代は不倫は「密通(みっつう)」と呼ばれ、密通が発覚した際には、とても重い刑が待っていました。
江戸時代、妻の不倫が発覚した場合、夫は妻を「切り捨て御免!」とばかりに殺害することまで許されていたのです。
ちなみに、どんな場所で浮気相手と出会っていたかというと、江戸時代には待ち合わせや密会をするための「待合茶屋(又は 出会茶屋)」というお店があり、この場所は男女の密会にも使われていました。
茶屋で売春?男色を売る男娼までいた?江戸時代には色んなタイプの茶屋があった
先日は、江戸時代に浮世絵などにも描かれるほどアイドル的な人気を誇っていた、茶屋で働く茶屋娘を紹介しました。[insert_post id=75359]茶屋はお客にお茶や和菓子を提供する喫茶…