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「聖火リレー」はいつから?なぜ始まった?
ちなみに、オリンピックといえば、開会式を盛り上げる花形イベント「聖火リレー」があります。実は、近代オリンピックが始まった当初からこの聖火リレーがプログラムとして組み込まれていたわけではありません。
聖火リレーがはじまったのは1936年のドイツ・ベルリン大会でのこと。その裏には当時のナチス総統のヒトラーの陰謀が渦巻いていたといわれています。
というのも、当時ヒトラー率いるナチスドイツは、オリンピアとベルリンを聖火リレーで結ぶことにより、アーリア人が古代ギリシャの血統を受け継ぐ優秀な民族であることをアピールしようとしました。
しかも、第二次世界大戦では、このコースを逆にたどってドイツ軍が侵攻したことから、聖火リレーには国威発揚と戦略上の目的があったとも考えられています。
毎回多くの感動と歴史を生むオリンピック。今回はオリンピックに因む二つのトリビアをお伝えしましたが、探せばこのようなエピソードはまだまだあります。
こういったオリンピックの知られざるトリビアを紐解くのも楽しみ方の一つかもしれませんね。
参考
画像出典:Wikipedia
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