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やっぱり浮世絵師・鈴木春信が好き!代表作「風俗四季哥仙」に観る春信の魅力 その2

やっぱり浮世絵師・鈴木春信が好き!代表作「風俗四季哥仙」に観る春信の魅力 その2

というわけで、二月の最初の午の日に人々は神社に参詣する風習が生まれたのです。

初午の日、稲荷の前では子供たちが“正一位稲荷大明神”の幟をたてて、笛や太鼓を打ち鳴らして家々をまわります。そして小銭やお菓子・豆などをもらったりしました。また武家屋敷や、裕福な商家などが屋敷を開放し、子供たちを招待したりすることもあったとか。

長屋の子供たちにとって、この日は盆と正月とハロウィンが一緒に来たようなお祭りだったのですね。これは欠かせない年中行事だったのでしょう。

さいごに

風流四季哥仙シリーズですが、前掲の“風流四季哥仙 二月”ともう一つ“風流四季哥仙 水辺梅”という作品のみ“風俗”ではなく“風流”と名付けられています。

鈴木春信は多くの絵暦を手掛けているので、混乱したのか。他に“風流・・・”という作品集があるのか?しかしその事実は認められていません。“風流四季哥仙 水辺梅”については著作権等の問題がありここではご紹介できませんが、またいつか皆さんにご紹介できるときがあれば幸いです。

次回、“風俗四季哥仙 (その3)”に続きます。

 

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