諦めない不屈の闘志!戦国一の名誉挽回をし藩主にまで上り詰めた武将・仙石秀久の生き様!:3ページ目
これぞ仙石秀久の名誉挽回だ!
高野山で過ごしていた秀久は天正18年(1590)の小田原征伐で徳川家康の助けもあって徳川軍として先鋒を務めます。この時、秀久は陣羽織に無数の鈴をつけ、存在感を出していたので「鈴鳴り武者」と呼ばれていました。
九州征伐の失敗を返上するかの如くの槍働きで秀久は秀吉との謁見を許されます。秀吉からは金の団扇と信濃国小諸の領地を貰い、大名として返り咲きました。
秀吉死後は恩がある家康に仕え、関ヶ原の戦いを経て小諸藩の初代藩主となりました。
最後に
どんなに親しい仲でも一度の失敗で名声や信頼を失うことはあります。大事なのは失敗する前に一度考えることですが、失敗してしまったら信頼を取り戻す方法を模索する必要がありますね。
そう考えると秀久は最後まで諦めることのない不屈さが信頼を取り戻す方法だと思い行動した結果、名誉挽回できたと思いますね。