すだれ(簾)とよしず(葦簀)の違いは、素材と使用方法にあり
日よけや目隠しなどのために使われる、すだれ(簾)とよしず(葦簀)。日本の夏には欠かせない、涼アイテムですね。昨今のエコブームもあり、その良さが見直されています。すだれとよしず、どちらも似たようなイメージがありますが、どんな違いがあるのでしょう。
すだれ(簾)とよしず(葦簀)の違い
すだれは「よしすだれ(葦簾・葭簾)」ともいい、本来はすだれの一種です。すだれの中でも特定の素材と使用方法のものを、よしずと呼び分けています。
素材
よしずは主に葦(よし)という植物の茎を編んでつくられています。これに対して、一般的にすだれと呼ばれるものは、竹などでつくられています。
ただし、近年は素材による区別がしにくくなっているのも事実。プラスチックやシリコンといった、人工素材のすだれ・よしずも登場しているからです。
ページ: 1 2