小一郎と藤吉郎は実兄弟なのか?『豊臣兄弟!』では描かれない2人の少年時代の謎に迫る
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の物語も1/6(全48回中8回)が終わり、これからますます盛り上がっていくことでしょう。
※直(白石聖)ロスからの立ち直りが成否のカギとなりそうです。
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さて、小一郎(仲野太賀)や藤吉郎秀吉(池松壮亮)たちの少年時代について、本作ではあまり描かれていません。
今回は二人の少年時代について紹介。今後回想されることはあるのでしょうか。
母なか(坂井真紀)は宮女だった?
『関白任官記』という文献によると、兄弟の母親であるなか(坂井真紀)は、かつて宮中に仕えていたと言います。
やがて懐妊すると尾張へ帰郷し、藤吉郎を生みました。父親はやんごとなき貴族か、それとも……。
これが秀吉「落胤説」の根拠ですが、これが事実なら、姉とも(宮澤エマ)を生んでから宮中に仕えたことになります。
尾張中村から、わざわざ経産婦を呼び出すという状況は、ちょっと不自然ではないでしょうか。
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初回からテンポの速い展開で、「今まで、戦国大河は苦手だった」という人からも「おもしろい」という声があがっているという、2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』。兄弟とともに注目なのが、キャラク…
父・弥右衛門(小林顕作)は武士だった?
よく「百姓の小倅」などと呼ばれる秀吉たち。しかし父親の木下弥右衛門(小林顕作)は、苗字を名乗っているように武士だったと言われています。
弥右衛門の叔母たちは青木家や福島家など苗字を名乗れる家へ嫁いでおり、家格が釣り合う≒下級武士だったのでしょう。
一説には尾張守護代の織田大和守家に仕える在地被官だったとも言われます。
ただし「苗字は武士しか名乗れない」いわゆる「苗字帯刀」制度が確立したのは江戸時代であり、百姓であっても苗字を名乗っていた可能性は否定できません。



