実際の清少納言との関係は?イケメン平安貴族「F4」のひとり藤原斉信はやっぱりモテモテだった?【光る君へ】
2024年の大河ドラマ『光る君へ』にて、はんにゃ.の金田哲さんが演じているのが藤原斉信(ふじわらのただのぶ)です。
彼を含む4人の貴族たち(藤原道長・藤原公任・藤原行成)はF4とも呼ばれ、話題を呼んでいますよね。
そこで、今回の記事では、そんな藤原斉信について、彼の人間性がわかるようなさまざまなエピソードをご紹介します。彼は、『光る君へ』にも登場するいろいろな人の日記や随筆に登場していました。
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さて、前回に引き続き、「枕草子」に描かれた清少納言と藤原斉信とのやりとりについて紹介していきましょう。前回の記事はこちら。[insert_post id=76320]今回取り上げる…
藤原斉信は、平安時代中期の貴族です。父は太政大臣・藤原為光、母は内親王という高貴な生まれ。官位は正二位・大納言である、藤原道長政権を支えた四納言の一人です。
藤原道長とは親しい関係
藤原斉信と藤原道長は年齢も1歳しか違わず、幼いころからの友人でした。正暦5年(994年)斉信は蔵人頭(頭中将)となり、職掌もあり、中宮・藤原定子のサロンによく出入りしていたと言われています。
しかし、藤原道隆が亡くなると、藤原道長に接近。時代において勢いのある人物に近づく、そんなずる賢さや世渡り上手な面もあったのかもしれません。
藤原斉信は道長の右腕として彼を支えます。昼は政務・夜は詩会を催して、二人はいつも一緒にいたとか。
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