書道×お墓。書道家・武田双雲氏の書をお墓に刻むサービス「双書」
「混乱こそ我が墓碑銘」というフレーズで有名かどうかは知りませんが、海外のお墓には墓碑銘、詩などの文字があれこれと彫ってあるもんです。あれ、日本のお墓ではあんまり見かけません。もちろん彫る人は彫るんでしょうが、基本的には名前と戒名などだけが主流という感じでしょうか。
そんな現状に一石を投じるというか、一筆を投じるというべきか、とにかく興味深いサービスをメモリアルアートの大野屋は展開されてます。かの書道家・武田双雲氏による書を墓に刻めるという「双書」が、それです。
「絆」「ありがとう」「想」「和」「やすらぎ」「行雲流水」「紡」「希望」「感謝」「愛」と、用意された10書の中から好きな字を選び、墓に彫れるサービス「双書」。同社で墓石を購入した人限定のサービスで、1書のお値段は52500円。人気が高いのは「和」「想」「絆」で、この3書だけで全体の依頼数の3分の2を占めるんだとか。例年は「和」が一番人気だそうですが、今年に入ってからは「想」の依頼が最も多いんだそうです。何か理由でもあるんでしょうか。
「双書」は、1書84万円からのオーダーメイド版も用意されてます。好きな文字、あるいは想いに沿った字で、武田氏が書を創作してくれるというもの。もの凄く高価ですが、でも、やってみたいですよね。「花」とか「空」とか「夢」でもいいし、「美」とか「瞑」とか「真」なんてのも、いいかも。「麺」とか「糊」とか「蓋」みたいなよくわからん字も、頼んだら書いてくれるかも知れません。「ラブ」とか「ハッピー」とか「フォーエバー」みたいなカタカナ系は、どうなんでしょうか。
墓石の文字・彫刻「書道家武田双雲 双書」 – メモリアルアートの大野屋
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