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これぞ、ニッポンの夏休み。「ふるさと みなまた 夏休み いなか学校」

これぞ、ニッポンの夏休み。「ふるさと みなまた 夏休み いなか学校」

学生さん達には待ち遠しくて仕方がない、夏休みがやってきました。
小学生時代は両親の実家に行き山で海で川で走り回り、中学生、高校生時代は部活に明け暮れ、大学生時代はお金がないながらも遊び回り・・・最後の宿題さえ無ければ、何とも良い思い出しかない、とても素敵な時間でしたね。
あぁ、あの頃に戻りたい。

ところで今の子供達はどのような夏休みを過ごしているのでしょうか。
毎日塾通い?クーラーの効いた部屋でゲームに明け暮れる?暑過ぎて外で自由に遊べない?死活問題にもなり得る、放射線の問題で外に出られない?そんな窮屈な休みを過ごしているとしたら大人としては心が痛みますね・・・

楽しいことだけでなく、自分ではどうにもならないこと、自然に触れることで感じる恐怖、安全が確保されていないからこそ経験できることも多いのですが核家族化が進み、双方の両親も都心に家を持つ子供達は「日常とは違う空間で、田舎の山や海に触れる」ことができない環境に置かれている場合も多いでしょう。

そんな、そんな子供達に朗報です。

「都会に住む子どもたちへ・・・
今年の夏休みは、おじいちゃん、おばあちゃんのいる みなまたへ遊びにおいで!」


ふるさと みなまた 夏休み いなか学校

しっかり遊んで、しっかり感じて、しっかり食べて、しっかり学ぶ。
地域活性化の一環として、熊本県水俣市で行なわれる小学生が対象の夏休みいなか学校です。

水俣というと過去の痛ましい公害のイメージが先行してしまい、美しい自然が存在することをとかく見えなくしてしまっています。現在では地元の方々の長年の努力により、特に海については透明度も高い、美しい自然が戻ってきています。

地元の専門家の方が一日講師を勤める体験学習プログラムや、元学校の先生、教育学部の学生さんが基礎学習のサポートをしてくれるプログラムなど子どもに限らず、大人でも様子を覗きたくなってしまうコンテンツが詰まっています。

家族と過ごす時間はかけがえのない大切なものですが、こういった経験で、世代の違う人と人が自然に繋がって行けるような社会になっていければ素敵ですね!

 

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