京都で流行ったポルトガルファッション!「南蛮屏風」から南蛮文化を覗いてみよう:3ページ目
ポルトガルからやってきた大きな船
まず目に入るのが大きな船。白い帆を大きく広げた貿易船は大航海時代の象徴。南蛮屏風には必ず描かれていて、一番存在感がありますよね。ポルトガルからやって来る船はインド、フィリピン、マレーシアを経由して長崎に来航しました。
南蛮屏風によって船の形が違うのは、それぞれ作者の想像が入っていたこともありますが、種類の異なる船が入港していたから。ガレオン船と呼ばれる大型船や、中国式のジャンク船やキャラック船などが入港していました。