日本の未来を予言?江戸時代に書かれたとされる謎の予言書「をのこ草紙」:2ページ目
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彼の著書『神道古義之巻』(1936年発行)のなかで、彼は、「をのこ草紙」について言及しており、「急角度の方向転換をなさざる限り、人類の努力の大半が無為な、又は有害な行動となって人類そのものに報いられんとしつゝある」ことを伝えるものであると警告しています。
もっとも、友清は「をのこ草紙」の原本を手に入れたのではなく、1930年にある人物より、「をのこ草紙」のことが書かれた雑誌の切り抜きを手に入れたに過ぎなかったとか。
「をのこ草紙」の内容が、本当に予言書だったのかはまだ議論の残すところではあります。もしかしたら、たまたま1980年代以降の社会に当てはまるという軍全の一致、あるいは当てはまるような解釈をされているだけにすぎない可能性も考えられます。
けれども、もしかしたら未来からやってきたタイムトラベラーが、現在の日本人に警告を与えるために折に触れて残した記録と考えられなくもないのです。
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