歴史・文化 - 日本文化と今をつなぐ。Japaaan

お茶漬だけでも十数万円!?もてなしも値段も最高峰、江戸時代の三つ星料理店「八百善」

お茶漬だけでも十数万円!?もてなしも値段も最高峰、江戸時代の三つ星料理店「八百善」

和食が2013年に世界遺産登録されて、話題となりましたが、それをさかのぼること159年前、海外の要人をもてなした最高の料亭がありました。それが、本項で紹介する江戸料理の名店・八百善です。

江戸一番の料亭・八百善、その前身は八百屋さんだった

八百善と聞くと、どこか八百屋さんを思い出す方も多いのではないでしょうか。実際、この店は八百屋として経営しており、4代目の主人である栗山善四郎という人物が料亭を始めたのが最初でした。この善四郎が頭角を現して料理屋の経営を向上させ、ついには江戸でも随一の名店に成長したのでした。

その素晴らしさは、文政年間(1818~1830)の文人であった蜀山人が『詩は五山 役者は杜若 傾はかの 芸者はおかつ 料理八百善』と称えたほどでした。これは八百善と言う店が人気の高かった役者や遊女、芸者、文学と並ぶものであるのを称えたものとされ、その隆盛ぶりを今に伝えています。

2ページ目 なんと、お茶漬だけでも十数万円だった!

 

RELATED 関連する記事