今見直されている布おむつ、実は江戸時代から使われていた

アカネ

今、布おむつが見直されてきています。
紙おむつ派が圧倒的に多い昨今ですが、様々な要因から昔ながらの布おむつも見直されてきているのです。

布おむつが良い理由①エコである

布おむつは洗濯して繰り返し使えるのでその分ゴミが出ません。ですから、紙おむつよりも断然エコになります。しかも使えなくなったら雑巾にすれば良いので、最後の最後まで使い切ることができます。

布おむつが良い理由②安全である

「経皮毒」というワードを聞いたことがある方もいるかもしれません。実は肌の表面からは様々な化学物質が吸収されていて、それが原因で不調が表れてしまうというものです。
紙おむつには吸水性の向上のために合成界面活性剤などが利用されています。赤ちゃんのデリケートな肌に触れてしまうと、肌荒れの原因になってしまうということも考えられている素材です。
布おむつにはもちろんこうした成分はありませんので、よりお肌に優しいと言えるのです。

布おむつが良い理由③赤ちゃんの感覚器官が育つ

紙おむつはいつでもサラッと気持ち良い感触になるように作られています。これは赤ちゃんの快適さを求めてのことです。
しかし、赤ちゃんはおむつが濡れて不快と感じ、それを泣くなどの行為で表現し、そしておむつ交換をしてもらうことで快適になることを学んでいきます。

つまり、布おむつでちょっとお尻が不快な状態になってしまうというのは、それはそれで必要なことなのです。

このような点から見直されてきている布おむつですが、その歴史は古く江戸時代にまでさかのぼることができます。
この頃には使い古された浴衣などを再利用しておむつが作られていたんだとか。

しかし、布おむつの大変なところはその洗濯です。それは江戸時代の頃から変わらなかったようです。当時のお母さんはそんな洗濯の手間を少しでも省くために、赤ちゃんが大きくなってくると庭などでおむつをはずして排泄させたりもしていたようです。

布おむつが全体に定着したのは大正時代の頃と言われています。この頃には輪おむつという今でも見られるタイプの形になってきています。

布おむつというと古いやり方というイメージがありますが、最近ではかわいい模様のある布おむつも出てきています。昔ながらの方法を現代らしく楽しみながら利用するというのも良いのではないでしょうか。

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