梅雨の時期は、頭痛だったりいまいち体調がすぐれない…という方も多いのではないでしょうか?さらに二日酔いや虫歯も重なると、テンションも下がってしまうのはやむを得ず。
江戸時代にも、頭痛や二日酔い、虫歯などあったようです。庶民は薬を簡単には買えないし、そうなると薬以外の方法で対処することになったようです。
頭痛のときは鉢巻と梅干し?!
まずは、頭痛から。頭部を固く縛ると頭痛が軽くなると言われていました。なんだか、頭痛がさらに悪化しそうな気がしますが…。
もう一つの方法は、梅干しを額やこめかみに貼るのです。今でも梅干は殺菌・腐敗防止などでお弁当にも活用されていますが、江戸時代から大活躍でした。行商人が「梅干しや梅干しや!」と声をあげながら売り歩いているのを聞き逃さずに、梅干を買って額やこめかみに貼っていたのでしょう。