手作り石鹸一筋63年。職人さんの手で、昔ながらの伝統的な製法で作られている無添加石鹸をご紹介します。
兵庫県三木市の丸菱石鹸は、職人の技で丁寧に手作り石鹸を作り続けてきたメーカー。丸菱石鹸の「無添加石鹸本舗」では、昔ながらの窯焚き製法と、火を使わないコールドプロセス製法の、どちらも職人のなせる技による2つの作り方で石鹸が作られています。
窯焚き製法では、大きな釜に原料を入れ、薪で火力を上げながら約3日かけてじっくりと焚き上げられます。職人の熟練した勘と感覚で炊き上げた石鹸は、何工程にも分けて自然乾燥させ、熟成させて仕上げられます。短いもので90日、長いものでは180日もかけて熟成されるのだそうです。
もう一つのコールドプロセス製法では、生の油から火を使わずに石鹸を作ります。こちらの石鹸はレシピが命。油や配合物の性質を見極め、素材を活かした石鹸の配合レシピを作り出し、レシピ通りに正確に作れるのはやはり職人の経験によるもの。素材の栄養分を豊富に残した贅沢な石鹸に仕上がります。
時間をかけて丁寧に手作りされた石鹸はバリエーションも豊富。昔からお肌によいと言われている米ぬかや、日本酒、よもぎ、柚子、炭などの和素材を使った石鹸もたくさんラインナップしています。
長い時間をかけて仕上がった石鹸は、手作りだからひとつひとつ個性のある形。大きな塊で仕上がった石鹸は、目視で確認しながら、人の手でカットされ、包装されます。「徹底してお肌に優しい石鹸を作る」というポリシーのもと、たくさんの人の手を介して、時間をかけて、防腐剤や化学色素、科学香料などを使わない無添加の石鹸が出来上がります。
こだわりの無添加石鹸は、インターネットで購入可能。これから暑い季節がやってきます。石鹸職人の丁寧な手仕事から生まれた石鹸で、さっぱりとお風呂の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。お肌の弱い方や、赤ちゃんでも安心して使えるのがうれしいですね。
公式サイト:無添加石鹸本舗 / 丸菱石鹸