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江戸時代と灯り…あんどんが「行灯」という漢字になったのはなぜ?:2ページ目
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あんどんはを漢字で書くとき、どうして「行灯」なの?
どうして行灯を漢字で書いたときに、「行」という漢字が使われているのでしょうか?それは、元禄時代(1688~1704)前は、行灯は夜に外出するときに使うものだったからです。さぞかし、夜は真っ暗で足元も見えないほどだったのではないでしょうか。さらに、油がこぼれないように気を付けないといけないから、夜の外出は大変!
元禄時代になり、外出用に蝋燭を使う折り畳み式提灯が普及します。これで、行灯は外出用から室内用の照明に変わりました。よく見かける箱型の室内用の行灯は、「置行灯」と呼ばれるようになり、置行灯=行灯となりました。時が流れた現代では光源が電気に変わりましたが、和紙越しの柔らかな光が愛され、現代でも和風インテリアに欠かせないアイテムの一つです。
参考文献:『教科書には出てこない江戸時代 将軍・武士たちの実像』(2008)山本 博文、『実見 江戸の暮らし』(2013)石川 英輔
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