中川政七商店らしいコンセプトの服!
全国各地の工芸品や現代のライフスタイルに溶け込んだデザインの商品を販売する中川政七商店から、とってもユニークな衣服が発売されました。
7月5日(水)から販売されているのは、着物のように生地を直線に裁断することで生地の余り部分を最小限に抑えた作った衣服。その名も「直線裁ちの服」シリーズです。
着物は、反物を無駄なく使用する直線裁断でできており、この直線裁断によって、後々の寸法変えや再利用も比較的容易に行うことができます。そんな、1枚の生地からまっすぐ裁つ製法を洋服で採用したのが「直線裁ちの服」。
使用されている生地は、200年以上の歴史と伝統を誇る「播州織」の産地である兵庫県西脇の織物メーカーによって織られています。旧式のシャトル織機で織ることで生地自体が空気を含み、ふっくらとした表情のある生地に仕上がっているそうです。
同シリーズはシャツやスカート、パンツなど幅広いラインナップとなっています。着た人の体のラインを捉えて立体的に綺麗に見せるシルエットが特長で、生地の耳の部分まで生かしたシンプルな衣服となっています。
「直線裁ちの服」がどのように裁断されているのかがシンプルにまとめられた映像も公開されていますのでこちらもぜひチェックしてみてください。
着物のように生地を直線に裁つことで、生地の余りを最小限に抑えて作った「直線裁ちの服」シリーズは、全国の中川政七商店 直営店で販売中です。オンラインショップでも購入可能となっています。