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大名同士の確執も絡む江戸時代の相撲。かつて「横綱」は番付上の地位ではなかった:2ページ目
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かつての相撲はこうだった!
現在も多くの人に愛されている相撲は、安永年間(1722~1781)までの興行場所は深川八幡・浅草大護院・芝神明の3寺社が中心。その後、天明年間(1781~89)以降になると、ほとんどが本所の回向院で開催されるように。そして、興行日数も変わり、6日~8日から晴天10日へ。雨で延期になると、千秋楽まで2ヶ月近くかかったこともあるとか。長期にわたると、力士たちも大変ですよね。
現在のような営利行為の相撲も、途中から。最初は寺社の建立などの勧進相撲だったのが、次第に営利目的になったんですね。時代とともに、相撲もいろんなことが変わったようです。おなじみの丸い土俵も、江戸時代から。天明年間(1781~89)からは円を二重にした二重土俵が使われていたとか。
日本の国民的スポーツである相撲は、今の形が出来上がるまで、様々な変遷があったよう。そして、ようやく1909年に横綱が最高位になりました。時代の変化と一緒に、相撲も変化していきます。今後もますます盛り上がって、2020年オリンピックの頃には、きっと多くの外国人観光客が興行場所につめかけて大賑わいですね。
参考文献:彩色江戸の暮らし事典 双葉社, 大江戸暮らし PHP研究所
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