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出会いの人気スポットは神社!?ナンパだってあった江戸時代の自由恋愛事情:2ページ目
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江戸時代だってナンパがありました
今も昔も変わらないといえば、お祭りのときになると開放的な気分になるのもそうです。お祭りや夕涼みのときに、男性が女性のお尻をちょっとつねるのが、当時のナンパの合図。今の時代にそれをやったら大変ですが、なんせ江戸時代はおおらか。お尻をつねられて「あらいいオトコだね」と思ったら、そこから恋が始まるのです。とはいえ、箱入り娘の場合は、変な虫がよりつかないように、下女や手代(商家の若い男性の使用人)ががっちりとガード。
デートスポットはどんなところ?
恋が始まると、デートはやはり神社の境内。そこでおしゃべりを楽しんだ後は、夏は夕済み、冬はどちらかの家でのんびりと。大人同士のの恋愛ならば、出合茶屋でイチャイチャするカップルも。今でいうラブホテルですね。ただ料金は少しお高めで、料理を含めて1文(1万2千円)くらいだったので、ある程度お金を持っている人しか出合茶屋には行けませんでした。
また、当時は混浴の銭湯もまだ残っていたので、格好のデートスポットだったようです。貸し切り風呂でなく、ほかのお客さんもいる中で、イチャイチャできるなんて、大胆というか自由奔放というか。
デートスポットは限られているとしても、恋愛自体を楽しんでいる人が多い江戸時代。誘い上手な男性、誘われ上手な女性は、今の時代より格段に多かったのかもしれませんね。
画像出典:Wikimedia Commons
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