鳥獣戯画の新発見!カエルにそっくりな絵が別の地域から出土

Japaaan編集部

擬人化されたカエルやウサギ、サルなどが自由に動き回る様が描かれた絵巻物「鳥獣(人物)戯画」。名前は知らずともその絵は一度はどこかで観たことがあると思います。

鳥獣戯画は京都の高山寺に伝わる12世紀ごろに描かれたとする作品なのですが、先月の1月25日に岩手県平泉町の柳之御所遺跡から鳥獣戯画のカエルにそっくりな墨絵が出土されたと発表がありました。

その墨絵がこちら。

木片に描かれたカエル。確かに鳥獣戯画のカエルにそっくりですよね。鳥獣戯画のような擬人化された動物の絵が、鳥獣戯画以外に同時期に存在していたという情報は今までにないそうです。

動物を擬人化し描く…という文化が、当時京都から岩手県のほうにまで伝わっていたのではないか?とする見方もあり、今回の発見はとても貴重な資料になりそうですね。

鳥獣戯画つながりでひとつ。

チームラボが手がけた映像作品「花紅(ハナハクレナイ)」。鳥獣戯画なキャラクターが幻想的な世界で躍動します。おすすめ映像作品ですので是非とも!

そしてこちらの「LAST DAYS」もナイスです!

via: 「鳥獣戯画」に似たカエルの墨絵 12世紀後半、平泉で出土 – 47NEWS(よんななニュース)

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