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【豊臣兄弟!】利家はなぜ勝家を裏切った?中川清秀の描かれ方に疑問…史実をもとに第32回放送の考察

【豊臣兄弟!】利家はなぜ勝家を裏切った?中川清秀の描かれ方に疑問…史実をもとに第32回放送の考察:3ページ目

【疑問】桑山重晴(住田隆)は「生き延びるのが上手」だった?

小一郎の活躍を語る上で、重要な役割を果たしてきた功臣・桑山重晴(住田隆)がいよいよ登場!と楽しみにしていたのですが……初登場からいかにも風采の上がらない「つわもの」ぶりが発揮されていました。

それでも「こう見えて実は秘めた能力を発揮してくれるのだ」と信じつつも、実のところは「生き延びるのが上手」すなわち「強い者にはすぐ寝返る」ということだったようです。

実際の桑山重晴は賤ヶ岳砦を守備しており、佐久間盛政(遠藤雄弥)が攻めてくるとあっさり寝返った……フリをして、のらりくらりと秀吉が「美濃大返し」で戻って来るまでの時間を稼いだのでした。

賤ヶ岳砦を放棄した重晴は丹羽長秀(池田鉄洋)らと合流して決戦に加勢し、武功を立てたため、戦後の論功行賞で竹田城主となっています。

のっけから残念な感じになってしまった桑山重晴ですが、これからちゃんと活躍するはずなので、ぜひ期待して見守りましょう!

※秀吉の美濃大返しについて、詳しくはこちら!

『豊臣兄弟!』ついに秀吉と柴田勝家が全面衝突!勝家を絶望へ追いやった「美濃大返し」の狂気的な爆走劇

時は天正11年(1583年)4月。前年の清須会議以来、対立を深めていた羽柴秀吉(池松壮亮)と柴田勝家(山口馬木也)がついに全面衝突、雌雄を決することとなりました。この賤ヶ岳の合戦では、秀吉が「…

もう一つの「決闘」に臨む茶々の覚悟と、受け継がれるお市の思い

お市(宮崎あおい)に「守り刀を貸して欲しい」と申し出た茶々(井上和)。曰く「自分が人質となって秀吉に近づき、暗殺する」とのことでした。

これを聞いたお市は、かつて亡き兄の信長(小栗旬)に同じようなことを申し出た過去を思い出しています。

「そなたの命を、秀吉ごときの首級と引き換えにするなど、もったいない」

自分はこの戦いで命を落とすと予見したかのお市は、茶々に対して「自分は生まれて初めて自分で生き方を選べた」「茶々にも自分で生き方を選んでほしい」と、その思いを受け継いだのでした。

未遂ではあるものの、これもまた一つの「賤ヶ岳の決闘」と言えるでしょうか。

ちなみに、茶々が秀吉の暗殺を企んだというエピソードを裏づける史料は確認できていません。こちらももしご存じでしたら、ご教示いただければ幸いです。

余談ながら、守り刀は単に護身具としてのみならず、神仏の加護を象徴する意味もありました。「守り刀を貸してくれ」という申し出は、すなわち「あなたの加護を私に託せ≒あなたにはもう神仏の加護がない、天運が尽きた」と言っているに等しい行為です。

一般的に貸し借りするものではないことを、追記しておきます。

※お市の生涯を振り返るにはこちら!

【豊臣兄弟!】「私を娶れ」勝家との祝言決意が意味するもの…広がるお市ロス、悲劇へ向かう誇り高き生涯

「私(わたくし)を娶れ」第30回放送「清須会議」の終盤で、お市(宮崎あおい)は柴田勝家(山口馬木也)に自分と結婚するよう命じます。すべては織田家乗っ取りを目論む羽柴秀吉(池松壮亮)の野望を阻止する…

4ページ目 賤ヶ岳の合戦・略年表

 

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