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【豊臣兄弟!】「裏切り者」と描かれ…物議を醸した中川清秀の遺志を継いだ息子・中川秀政の出世と不覚の最期

【豊臣兄弟!】「裏切り者」と描かれ…物議を醸した中川清秀の遺志を継いだ息子・中川秀政の出世と不覚の最期:2ページ目

朝鮮出兵中に落命

しかし文禄の役(第一次朝鮮征伐)では、朝鮮水原(韓国スウォン市)で鷹狩りに興じていたところ、敵軍に討ち取られてしまいました。時に天正20年(1592年)10月24日、享年25歳。

通常こうした不覚悟による落命は、家督相続が認められません。そこで中川家では正規の合戦による討死と報告しましたが、あっけなくバレて秀吉の逆鱗に触れてしまいます。

しかし亡き父・清秀の賤ヶ岳における武功に免じて、所領は半減されながらも弟の中川秀成に家督(播磨国三木6万6千石)を相続させる特例が認められたのでした。

終わりに

【中川家略系図】

……源清村(多田源氏)……中川左衛門尉=中川重清(婿養子)-中川清秀-中川秀政=中川秀成(弟)-中川久盛-中川久清-中川久恒-中川久通-中川久忠-中川久慶-中川久貞-中川久徳(ひさのり)-中川久持=中川久貴(松平保光五男)……

※『寛政重脩諸家譜』巻第260 清和源氏(頼光流)中川

今回は信長・秀吉に仕えた中川秀政について、その生涯をたどってきました。鷹狩りは軍事目的で行うこともありますが、勝手を知らぬ全くの敵地で行うのは、流石に不用心すぎたようです。

果たして大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、父の死を乗り越えて活躍を魅せてくれることと期待しましょう。

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※参考文献:

  • 岡田正人 編『織田信長総合事典』雄山閣、1999年9月
  • 『寛政重脩諸家譜 第2輯』国立国会図書館デジタルコレクション
 

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