日本人の知らない観光名所!?外国人に見つかった“意外な日本の絶景スポット”【自然・地域編】:3ページ目
ユダヤ人に人気の「飛騨高山」(岐阜)
飛騨高山(岐阜県高山市)といえば、白川郷と合わせて古い町並みがとても人気ですね。
しかしとりわけイスラエル人に人気なのをご存じでしょうか?
最大の理由は、第二次世界大戦中にリトアニアで「命のビザ」を発給し、約6,000人ものユダヤ人の命を救った日本の外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)氏の観光ルートがあることです。
ユダヤ系の人々にとって、杉原千畝氏は民族の命の恩人であり、今でも非常に尊敬されています。彼の足跡やゆかりの地を辿る旅は、彼らにとって大きな意味を持っており、中部地方の自治体が連携して「杉原千畝ルート」という観光ルートを作りました。
八百津町(岐阜県)…杉原千畝氏の生誕地(杉原千畝記念館がある)
敦賀市(福井県)…ユダヤ人たちが命からがら船で上陸した「人道の港」
金沢・白川郷・飛騨高山…そのルート上にある、日本の伝統文化を体験できる
ユダヤ人観光客が八百津町や敦賀市を訪れた際、その流れで「せっかくなら近くにある日本屈指の美しい古都、高山にも泊まろう」となり、高山が主要な滞在地として定着しました。今では日本を訪れるイスラエル人観光客の約3割が高山市に宿泊していると言われています。
高山市はいち早く観光マップや看板の多言語化を進め、その中には世界でも珍しい、イスラエル人の公用語「ヘブライ語」版の散策マップも用意されています。
また、ユダヤ教には「コーシャ(コシェル)」という厳格な食事の戒律(豚肉の禁止や、定の調理法など)があります。高山市の飲食店やホテルでは、これに対応したメニューの提供や、食材の案内などを積極的に行う店が増えています。
参考:外国人しか知らない日本の観光名所(東大カルぺ・ディエム)など
写真:フォトAC
