朝ドラ「風、薫る」東雲ゆき(中井友望)の実在モデルは?子爵のお嬢様に突きつけられた“看護”の厳しさ:2ページ目
桜井看護婦養成所の小池・池田がモデルか?辞めた人がモデルか?
中井友望さん演じる「東雲ゆき」は、ドラマでは、ヒロイン一ノ瀬りんと大家直美(上坂樹里)が明治19年(1886)に入学した『梅岡女学校 附属看護婦養成所』(モデルは実在した桜井女学校付属看護婦養成所)の同期生です。
参考:
朝ドラ『風、薫る』梅岡女學校のモデル「看護婦養成所」とは?りんと直美が目指したトレインド・ナースを史実から考察
ドラマでは全部で7人の同期生たち。実際、桜井看護婦養成所でも入学時は7〜8人で、途中で辞める人もいて最終的に第一期修了生は6人だったそうです。
この中でも、ご存じのように実在の人物をモデルとしているのは、一ノ瀬りんが大関和、大家直美は鈴木雅。
そして、医者の娘・玉田多江(生田絵梨花)のモデルは桜川里以、青森の農家の娘・工藤トメ(原嶋凛)のモデルは広瀬梅ではないかといわれています。
残りの、32歳の最年長・泉喜代(菊池亜希子)、日本橋の呉服屋の娘・柳田しのぶ(木越明)、東雲ゆきに関しては、「○○という人物がモデル」という推測や公式の説明などは、今のところないようです。
現在の『女子学院』(旧・桜井女学校)の公式ホームページには、「大関ちかを支えた人物」として、養成所同期生5人の一人一人の個別写真と説明書があります。
「桜川里い」「広瀬うめ」の写真と説明書きはあるのですが、残りの二名、小池民と池田子尾という女性は写真もあり名前も掲載されているのですが、どのような人物かの説明書きはありません。
現存する桜井女学校看護養成所の資料記録をみても、「明治21年(1888)に6人の学生が養成所を卒業。卒業生の大関・鈴木・桜川・広瀬・小池・池田の6人は東大に残り、婦長などになる」という記録があるだけです。
「東雲ゆき」は、果たして、小池民と池田子尾のどちらかをモデルにしたのか、それとも途中で養成所を辞めた人を想定したオリジナルキャラクターなのか……今のところ、定かではないようです。
3ページ目 子爵のお嬢様で「推し」はナイチンゲール・東雲ゆき

