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朝ドラ『風、薫る』ナイチンゲールの教え子だった厳格教師…バーンズ先生のモデル、アグネス・ヴェッチの生涯

朝ドラ『風、薫る』ナイチンゲールの教え子だった厳格教師…バーンズ先生のモデル、アグネス・ヴェッチの生涯:4ページ目

最後に

今はまだ、仲が悪く一触即発なムードになる生徒たち。けれど、そんな看護婦見習いの彼女たちを、差別と偏見で見下す人間が『梅岡女学校』の敷地内にもいました。

東雲ゆきの元同級生だった女学生らです。わざわざ『看護養成所』まで出向いて、彼女らに「あら、人数が少ないのねえ〜」「仕方ありませんわ〜看病でお金を得たいなんてご立派な方、少なくて当たり前」という、実に幼稚で卑しい嫌がらせを言います。

大山捨松のことを「欧風芸者」と陰口を叩いていた鹿鳴館の婦人たちの表情にそっくり。

あの鹿鳴館の婦人たちも、この女学院の生徒たちも、悪口の根底には「うらやましさ」があるような気がします。

『女は結婚して夫に従い学問は不要」な古い明治の価値観に従い生きているため、「自分の力で、新しい世界に飛び立とうとする女性たち」に対して嫉妬や焦りを感じているのかも。

「看護の意味さえわからない遅れた考え方の人たち」と、直美のどストレートな反論の言葉が気持ちよかったです。

まだまだ、これから「日本で初めて」に挑戦する彼女たちは、このような者たちの差別や偏見や嫌がらせに出会っていくのでしょう。

けれど、そのたびに「同志」の絆が強くなっていくのかもしれません。

頑張れ「梅岡女学校看護婦養成所」の生徒たち!

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参考:
亀山美知子 大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語
エディンバラ王立救貧院病院看護学校とアグネス・ベッチ(日本医史学雑誌第36巻第3号)

 

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