『豊臣兄弟!』大口を叩いた“嫌なヤツ”のその後…武将・朝倉景健(重岡漠)がたどった哀れな最期:2ページ目
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裏切り者は許されない
所領を安堵された景健は、朝倉の苗字を棄てて安居(あご/あんご/あぐい)と改めました。
これは「今後は名門のプライドを振りかざさない≒二度と逆らわない」という意思表示だったのかも知れませんね。
ただし信長にとってはどうでもよかったのか、天正2年(1574年)7月20日付の書状では「朝倉」孫三郎と記して≒認識していたようです。
やがて越前一向一揆が勃発すると、景健は抗い難しと見て一揆勢に降伏し、一揆に寝返りました。しかし天正3年(1575年)に織田軍が越前へ攻め込むと、形勢は逆転します。
景健は一揆の指導者であった下間頼照(しもつま らいしょう/よりてる)・下間頼俊(らいしゅん/よりとし)を討ち取ります。
その首級を手土産に再び信長に帰参を申し出ますが、今度は許されず、8月21日に自刃させられたのでした。
終わりに
今回は朝倉景健について、姉川以後の末路を紹介してきました。
やむを得ず一揆に寝返ったのかも知れませんが、一度自分を裏切った者を、信長は許さなかったのです(ただし例外あり)。
果たして大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、景健の末路がどのように描かれるのでしょうか。
ここまで嫌なヤツ感たっぷりに演じていますが、最期くらいは魅力の光る一瞬に期待したいですね!
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※参考文献:
- 松原信之 編『朝倉義景のすべて』新人物往来社、2003年7月
- 水藤真『人物叢書 朝倉義景』吉川弘文館、1986年11月
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