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【豊臣兄弟!】謎多き慶(吉岡里帆)の正体。背中の刀傷、密会の男は誰か…史料を交え13話『疑惑の花嫁』を考察

【豊臣兄弟!】謎多き慶(吉岡里帆)の正体。背中の刀傷、密会の男は誰か…史料を交え13話『疑惑の花嫁』を考察:3ページ目

事前に「豊臣ファミリー」の顔と名前をリサーチ済み?

嫁いできた日、豊臣家の家族に挨拶をするときだけ初めて笑みを浮かべた慶。

「藤吉郎さま、寧々さま、弥助どの、おともさん、甚助どの、あさひさん、母上さま、ちかでございます。」と頭を下げる慶に、ぼ〜っと見惚れる寧々以外のファミリー。

「小一郎に不満があったらなんなりとわしに申されよ!」と満面の笑みを浮かべる藤吉郎(池松壮亮)を、内心「この女好きの猿!」とキレているだろう寧々(浜辺美波)の睨みつける表情がいい。

皆がうっとりする中で、「この女、大っ嫌い!小一郎に何かしたら承知しないわよ」というセリフの吹き出しが目に浮かぶようでした。

史実での寧々は、秀吉の妻として「うちから政権を支えた女性」といわれ、側室や家臣たちの面倒をよくみて、内側の結束力を高める功績を果たしたと伝わります。

この「豊臣ファミリー」に突如参入してきた異分子を「大歓迎!」とはならないのは当然でしょう。(悪い噂も聞いていることですし)

台所で料理の指示を出したり、藤吉郎がいつ何をしていたか把握していたり、徐々に北政所っぽくなっていくのを感じました。

藤吉郎には笑みを返し「不満などございませぬ」といいつつ、小一郎を見つめてすっと笑顔を消しつつ「私はこの巡り合わせに感謝しております。」という慶。

なぜ、慶は初対面のはずなのに、豊臣一家の顔と名前を知っていたのでしょうか。憎い敵一家なので、事前に家族構成や人となりはリサーチ済みで頭の中に入っていたのでしょう。何の迷いもなく一人一人の名前を口にして挨拶していました。

「この巡り合わせに感謝」というのは、「夫を死に追いやった宿敵・小一郎とその家族の中にこんなに簡単に入れるなんて」という意味合いを含んでいるのかなと、まだ底知れない怖さを感じました。

4ページ目 慶は「小一郎の武士としての痛みを共有できる人物」

 

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