【豊臣兄弟!】謎多き慶(吉岡里帆)の正体。背中の刀傷、密会の男は誰か…史料を交え13話『疑惑の花嫁』を考察:2ページ目
「顔が好みではない」とキツい言葉をかける花嫁
信長の主命により「家臣同士」の政略結婚をした小一郎と慶。
慶は、「小一郎のせいで父が織田家に寝返り、それで夫が殺された」ことを恨んでいる事実が判明したのですが。
小一郎は、その事情も「男を買って遊んでいる」という噂も耳にして(実際、直の墓のある寺で密会する姿を目撃していますよね)いました。
「主命だから断れない」だけではなく、慶への贖罪の気持ちもあったのでしょうか。
嫁いできた夜、二人きりになったとき、「私はあなたのような殿方、少しも好みではありません。その顔も。おしゃべりなところも」と、普通なら立ち直れなくなりそうな尊厳踏みまくりの言葉を小一郎にかける、キツ過ぎる、慶。
……「顔が好みじゃない」って、そこ関係なくない?と苦笑してしまいましたが、逆に「本当に小一郎はタイプではないんだな〜」と、今まで感情を押し殺していた慶の人間らしい一面が感じらました。
慶は、身体は差し出しても心は『お前たち織田の者には、指一本たりとも触れさせぬ!』と涙を浮かべ宣戦布告。けれど、「何も求めない。自分を大切にしろ」と小一郎にいわれ、わずかに表情が揺らいだように見えました。
前回も思ったのですが、慶と相手の男性がお堂から出てきたときも、今回、街中で見かけたときも、「男と女がすることといえば決まっておろう」と慶が毒づくような、情事後には見えないのが気になります。
むしろ、何か真剣な打ち合わせ後のような空気が漂っているような。相手の男性は、腰に大小の刀を指している旅姿の侍。斎藤龍興の間諜なのでしょうか。この関係も謎ですね。
巷では「男を買いあさる女」と噂されているのは知っているはず。その噂を隠れ蓑に何かの計画を企んでいるようで、気になる行動です。
さらに、愛する夫を亡くしただけではなく、どうやら慶自身も肩から背中にかけて、背後から斬られたような大きな傷を負ってます。直も農民同士の戦いのとき、背後から斬られていました。
そのうち、小一郎の最愛の伴侶がそのようにして絶命したことを知りシンパシーを感じるときがくるのでしょうか。
3ページ目 「豊臣ファミリー」の顔と名前をリサーチする底知れない怖さ
