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スピリチュアルに巨額浪費!戦国武将・武田信玄の実像は名将と真逆、隠された“金の亡者”の素顔とは

スピリチュアルに巨額浪費!戦国武将・武田信玄の実像は名将と真逆、隠された“金の亡者”の素顔とは:2ページ目

スピリチュアル浪費

信玄の重税は、軍事や土木工事のためだけではありません。実は彼には、宗教に巨額をつぎ込むという一面がありました。

とくに陰陽師・判兵庫への支出は常軌を逸していました。信玄は判兵庫を十五年にわたって寵愛し、1,500貫文(現代で約15億円)を支払っています。

判兵庫は上杉謙信に呪いをかける護摩祈祷を繰り返しましたが、そもそもこうした祈祷は本来の陰陽師の仕事ではなく、効果も疑わしいものでした。

また、信玄は寺社にも多額の寄進を行い、財政をさらに圧迫しています。甲斐国の庶民が重税に苦しむ一方で、信玄は宗教的な支出を惜しまなかったのです。

こうした支出は、信玄の精神的な不安の裏返しとも考えられます。

先述の通り、甲斐国は自然災害が多く、領国経営は常に危機と隣り合わせでした。

信玄は戦国最強と称されながらも内心では不安を抱えており、宗教に頼らざるを得なかったのかもしれません。

その結果として庶民の負担は増し、信玄の領国は重税によって疲弊していったのだから皮肉な話です。

3ページ目 信玄は天下を取れたのか?

 

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