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【べらぼう】三人の女、つよ・てい・そして歌麿…そうきたか!歌麿の心情に視聴者もらい泣き

【べらぼう】三人の女、つよ・てい・そして歌麿…そうきたか!歌麿の心情に視聴者もらい泣き

かつて蔦重(横浜流星)を捨てた実母のつよ(高岡早紀)が転がり込み、耕書堂はますます賑やかになっていきます。

米の値は去年の倍にも跳ね上がり、つき合いの派手な蔦重は人を抱える大変さを痛感。改めて養父母のありがたみを実感していました。

そんな中、不貞腐れて出て行きそうな喜多川歌麿(染谷将太)をなだめてみたら、今度はてい(橋本愛)が出家しかける大騒ぎに。歌麿の才能も、ていの支えも必要な蔦重は、今週も知恵を巡らせ駆け回ります。

江戸市中の米不足を解消する一助になればと、蔦重が四方赤良(桐谷健太)らと一緒に出版した狂歌集『金平子供遊(きんぴらこどもあそび)』。めでたい尽くしの挿絵には喜多川千代女(きたがわ ちよじょ)の偽名がありました。

「生まれ変わるなら、女がいいからさ」

寂しそうに言い捨てる歌麿の胸中を、蔦重は察したかどうか……ていを目利きした江戸一の利者、ここはしくじらないで欲しいところです。

いっぽう江戸城では、蝦夷地の上知計画に暗雲が立ち込め、田沼意知(宮沢氷魚)による誰袖(福原遥)の身請け話が流れそうな気配がただよいます。

意知の背中を恨めしげに睨む松前廣年(ひょうろく)と、冷ややかな視線を投げて背を向ける佐野政言(矢野悠馬)……こちらも波乱は避けられないでしょう。

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◆佐野政言/矢本悠馬さの・まさこと/やもと・ゆうま反田沼の“世直し大明神”佐野家は三河以来、徳川家に仕えた歴史があり、代々番士を務めた家柄。江戸城内で若年寄の田沼意知(宮沢氷魚)に切り…

と、今週も盛りだくさんだったNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。第26回放送「三人の女」を振り返っていきます。

2ページ目 つよ・てい・そして……三人目の女に「そうきたか」!

 

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