大河「べらぼう」大田南畝らとも交流があった戯作者・雲楽山人こと長坂高景の生涯をたどる:3ページ目
長坂高景(雲楽山人)基本データ
- 生没:宝暦11年(1761年)生~没年不詳
- 通称:源之助、中七郎
- 身分:武士
- 職業:旗本、戯作者(雲楽山人)、狂歌師(雲楽斎)
- 家禄:150俵
- 役職:書院番士、蝦夷地御用掛
- 父親:朝倉景保、長坂高美(舅)
- 子女:長坂高徳、長坂高好、長坂高常、女子、長坂高秀
- 作品:『無陀物語』『鯉池全盛噺』『傾城知恵鑑』『契情手管智恵鏡』など
終わりに
今回は蝦夷地へ渡った旗本・長坂高景について、その生涯をたどってきました。
もし彼が大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に登場するなら、戯作者・雲楽山人としてか、あるいは作品だけが言及される形となるでしょう。
現代かそれ以上に文学熱が沸き立った時代を彩る一人として、その活躍を期待しています。
※参考文献:
- 『洒落本大成 第11巻』中央公論社、1981年1月
- 『洒落本大成 第12巻』中央公論社、1981年4月
- 『寛政重修諸家譜 第四輯』国立国会図書館デジタルコレクション
- 『寛政重修諸家譜 第七輯』国立国会図書館デジタルコレクション
