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男装の女剣士!江戸時代、女でありながら家督を継ぎお家再興を成した剣術家・佐々木累の覚悟

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無事佐々木家の再興に成功する

その話題は北町奉行にも届くことになり、累は呼び出されます。

「武家の娘ではないのにその出で立ちはどうしてだ?」と北町奉行から質問を受けると「父の意志を継ぎ、武勇に富んだ夫を持つためです。」と累が堂々と答えると、北町奉行は累の異装の身なりを認めました。

この話は大老だった土井利勝の耳にも入ります。利勝は累の父から剣術指南を受けた縁もあって、婿探しに乗り出してくれました。

累は利勝の家臣の中で一番の強さを誇った小杉重左衛門の次男、小杉九十九を婿に迎え入れます。利勝の協力もあって、累は念願の佐々木家再興を成したのでした。

最後に

強い意志を持って剣の世界を生きていた女性がいたことが驚きでした。

男の活躍が多くみられる剣の世界でぶれることなく、お家再興のために力を尽くした佐々木累には尊敬しかありません。累のような真っ直ぐな生き方を見習いたいものです。

 

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