2025年大河ドラマ「べらぼう」田安宗武の正室・近衛通子(花總まり)とはどんな女性だったのか?:2ページ目
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近衛通子・略年表
- 享保6年(1721年) 誕生(1歳)
- 享保18年(1733年) 江戸城二ノ丸へ入る(13歳)
- 享保20年(1735年) 田安宗武と結婚(15歳)
- 寛保元年(1741年) 誠姫を出産(21歳)
- 寛保3年(1743年) 裕姫を出産するも、夭折(23歳)
- 延享2年(1745年) 小次郎を出産(25歳)
- 延享4年(1747年) 銕之助を出産(27歳)
- 寛延4年(1751年) 仲姫を出産(31歳)
- 宝暦2年(1752年) 銕之助に先立たれる(32歳)
- 宝暦3年(1753年) 徳川治察(松平寿麻呂)を出産(33歳)
同年 小次郎に先立たれる - 宝暦4年(1754年) 徳川治察が田安家の世子(家督継承者)となる(34歳)
- 宝暦6年(1756年) 節姫を出産(36歳)
- 宝暦9年(1759年) 誠姫に先立たれる(39歳)
- 明和元年(1764年) 徳川治察が元服する(44歳)
- 明和8年(1771年) 夫・宗武に先立たれ、徳川治察が田安家を継承する(51歳)
- 安永3年(1774年) 徳川治察に先立たれ、家督を代行する(54歳)
- 安永8年(1779年) 仲姫に先立たれる(59歳)
- 天明6年(1786年) 世を去る(66歳)
- 天明7年(1787年) 徳川斉匡が田安家に養子入り、その家督を継承する
多くの子供を産んでは喪い、そして夫にも先立たれた宝蓮院こと近衛通子。晩年は女性当主として、空席になってしまった田安家の家督を守り抜きました。
果たしてNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華之夢噺~」では、どのような女性として描かれるのでしょうか。
花總まりの好演に期待しましょう!
※参考文献:
- 高澤憲治『人物叢書 松平定信』吉川弘文館、2012年9月
- 土岐善麿『田安宗武』日本評論社、1942年5月
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