別れても、とだえぬ絆…大河ドラマ「光る君へ」第39回放送(10月13日)振り返り!:2ページ目
居貞親王と結婚した藤原妍子(倉沢杏菜)とはどんな女性?
三条天皇に入内した藤原道長の次女・藤原妍子とはどんな女性だったのか?【光る君へ】
藤原道長と源倫子(りんし/ともこ、みちこ)の間には、四人の娘と二人の息子が生まれました。[insert_post id=214597]娘たちはそれぞれ入内して、父の権力掌握に貢献するこ…
正暦5年(994年)3月生~万寿4年(1027年)9月14日崩御
道長と源倫子(黒木華)の次女・藤原妍子(けんし/きよこ)。居貞親王(のち三条天皇)と結婚した彼女は、劇中でも言及されるように華やかな生活を好み、兄の藤原頼通(渡邊圭祐)からしばしば叱られていたそうです。
しかし肝心の三条天皇は藤原娍子(朝倉あき)を寵愛しており、妍子との夫婦仲は微妙でした。
そりゃそうですよね。一刻も早く自分の孫を皇位につけたくて、しきりに譲位を迫ってくる道長の娘なんて、なかなか愛しむ気にはなれません。
とは言えまったく手をつけない訳にもいかず、二人の間には一人娘の禎子内親王(ていし/さだこ。陽明門院)を授かっています。
この娘は後に敦良親王(後朱雀天皇)の皇后となって尊仁親王(たかひと。後三条天皇)を生み、女系とは言え冷泉系の血脈を後世に受け継ぐのでした。
劇中でも「政治の道具」と自虐していていた妍子ですが、道長によって三条天皇の元へ送り込まれ、政具としての生涯を送ったようです。
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