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別れても、とだえぬ絆…大河ドラマ「光る君へ」第39回放送(10月13日)振り返り!

別れても、とだえぬ絆…大河ドラマ「光る君へ」第39回放送(10月13日)振り返り!

冒頭から敦良親王(あつなが。一条天皇第三皇子)を出産した中宮・藤原彰子(見上愛)。前年生まれた敦成親王(あつなり。同第二皇子)ともどもすこぶる健康、これで藤原道長(柄本佑)の天下は盤石でしょう。

……敦康親王(片岡千之助。一条天皇第一皇子)と、敦明王(阿佐辰美。居貞親王第一王子)さえいなければ。

その敦康親王の後見であり道長の政敵であった藤原伊周(三浦翔平)は怨みを呑んで世を去り、20年以上にわたって帝位にあった一条天皇(塩野瑛久)もそろそろ退場の予感です。

春宮(とうぐう。皇太子)である居貞親王(木村達成。のち三条天皇)の即位はいよいよ目前に迫り、果たして次の春宮は誰になるのでしょうか。

一方まひろ(藤式部。吉高由里子)は父の藤原為時(岸谷五朗)に不倫が露顕し、娘の藤原賢子(南沙良)とは相変わらず険悪な関係。そんな中で弟の藤原惟規(高杉真宙)が遠く越後で急逝し……という目まぐるしい展開でした。

大河ドラマ「光る君へ」第39回放送「とだえぬ絆」、今週も気になるトピックを振り返っていきましょう!

第39回放送「とだえぬ絆」略年表

寛弘6年(1009年)まひろ40歳/道長44歳

  • 11月25日 藤原彰子が第二子・敦良親王を出産。
  • 11月27日 中宮職による敦良親王の御産養。
    同日 道長が公卿らを招待。藤原顕光・藤原公季・藤原伊周のみ不参加。

寛弘7年(1010年)まひろ41歳/道長45歳

  • 1月2日 一条天皇が出御、管弦の御遊び。
  • 1月29日 藤原伊周が37歳で薨去。
  • 2月20日 藤原妍子が居貞親王と結婚。
  • 時期不詳(中頃) 藤原延子が敦明王と結婚。
  • 7月17日 敦康親王が元服。

寛弘8年(1011年)まひろ42歳/道長46歳

  • 1月5日 藤原惟規が従五位下に叙せられる。
  • (日付不詳 藤原賢子が13歳で裳着?)
  • 2月1日 藤原為時が越後守に任官。
  • 日付不詳 為時に同行した藤原惟規が越後国で卒去。

今回は一気に藤原惟規の卒去(そっきょ。五位・四位の人が亡くなること。三位以上は薨去)まで時間が進みました。

敦良親王の出産祝いに伊周が来ないのはともかく、藤原顕光(宮川一朗太)・藤原公季(米村拓彰)も来ていないのは気になりますね。

今後悲しい人生を送ることになるメンバーがチラホラ現れて、道長の「闇堕ち」ぶりを引き立ててくれることでしょう。

2ページ目 居貞親王と結婚した藤原妍子(倉沢杏菜)とはどんな女性?

 

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