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【光る君へ】五十日の儀で源倫子が退席した本当の理由は?藤式部が「いかにいかが…」と詠んだ場面を振り返る

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倫子が機嫌を損ねた理由は?

紫式部が「いかにいかが……」と詠み、道長が「あしたづの……」と返歌したやりとりは、このようなものでした。

倫子が機嫌を損ねた理由は道長と紫式部の密通を覚ったからというより、道長が正室である自分を下げたからではないでしょうか。

あなた(道長)のお陰で今日の栄華を誇っているのではなく、私(倫子)に婿入りしたからこそ、今日のあなたがあることを忘れるな。

陰に陽に道長を支えてきた良妻賢母の矜持が垣間見える一幕でした。

仮に道長が紫式部と密通していようが、自分の立場は微動だにしない。そんな誇りと自信が垣間見えます。

それを解っていたからこそ、宴席の人々も道長の醜態を笑う余裕があったのでしょうね。

終わりに

今回は『紫式部日記』より、五十日儀の一幕を紹介しました。

他にもやんごとなき貴族たちが酔っ払って乱痴気騒ぎを繰り広げていますが、また改めて紹介したいと思います。

果たしてNHK大河ドラマ「光る君へ」では、まひろと道長はどのような関係を築いていくのでしょうか。

これからも、見守っていきたいと思います。

 

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