伊周・隆家兄弟の没落確定…誤解から放たれた矢が花山院に!大河ドラマ「光る君へ」5月12日放送振り返り:6ページ目
【情報求む】恒方(尾倉ケント)とは何者?
今回における最大の謎……と、筆者が勝手に位置づけている恒方(つねかた)。彼は一体何者なのでしょうか?
画面をじっくり見ていると、冒頭で一条天皇の元へ参上する道長に随行していた赤い束帯の彼かも知れません。それ以外に名のありそうなモブ人物はいませんでしたし。
あえて名前を出すからにはモデルとなる人物がいるのかと思い、ひとまず『尊卑分脈』を調べてみました。
しかし恒方という名の人物は一人もいません。劇中で説明があった通り、赤い束帯は五位以上の殿上人ですから、相応の身分があるはずです。
漢字が違うのか、それとも名前を少しいじったのか……もう少し調べてみようと思います。
もし恒方についてご存知の方がいらしたら、ぜひご教示ください。
【追記:R6.5.13】
一晩明けてTwitterを見たら、どうやら為時に従五位下への叙位を告げた文官のようです。
今後も登場するようですが、それでもまだ何者かは分かりません。もう少し調べてみましょう。
第20回放送「望みの先に」
一度放たれてしまった矢は、もう戻すことはできません。
既に凋落の兆しを見せていた伊周・隆家兄弟の没落が決定的となる瞬間でした。
次週の第20回放送は「望みの先に」。誰が何を望むのかは分かりませんが、長徳の変における後始末が描かれるものと予想します。
次回予告では定子が短刀を振り回し、まひろと清少納言がベタな変装をしていましたが……一体何事でしょうか。次週も楽しみですね!
トップ画像:大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより