平安時代の刑罰の種類まとめ、花山天皇の女御など…直秀ロスが癒えぬ中「光る君へ」3月3日放送振り返り:5ページ目
今週が見納め?実資の妻・桐子について
「あなたそれ(延々と続く愚痴)、日記に書きなさいな。そうよ、日記、日記!」
「恥ずかしくて書けるか!」
……と言いながら、実資の日記『小右記』は愚痴がたくさん。
もちろんそれだけではなく、当時の貴重な記録や豊富な智識が詰まっています。
現代だったらSNSで発信して、間違いなくバズるか炎上するかのどっちかでしょう。
NHKで「実資のスマホ」なんて放送してくれたら人気が出そうですね。
さて、実資の妻として登場し、夫とのかけ合いが視聴者の人気を集めている?桐子(中島亜梨沙)。
彼女のモデルは源惟正女(これまさのむすめ)と言われていますが、もしそうなら本年中に亡くなってしまいます。
この時点で生まれて間もない一人娘がいるのですが、もう彼女は見納めなのでしょうか。
いや、まだ望みはあります。実資にとって三人目の妻である源頼定乳母女(よりさだのめのとのむすめ)がいます。
幸か不幸か、彼女は生没年不詳。これなら実資と永く寄り添い続けても不思議ではありません。
そうだそれがいい……という設定を期待しています。
3月10日放送・第10回「月夜の陰謀」
皆さま、永らくお待たせ?いたしました。
これまで何回か花山天皇が出家すると予測していながら、何度も外してきましたが、次週こそついに出家するようです(待っていた訳じゃありませんが……)。
晴明「決行は、歳星(さいせい)が二十八宿の氐宿(ていしゅく)を犯す日」
詮子「何があるの?」
行成「志を、言葉に表しております」
花山天皇「忯子の文を持ってまいるのを忘れた」
道兼「急ぎませぬと……」
兼家「全ての門を閉める」
道長「行って参ります」
道隆「声を出すな!」
まひろ「死ぬまで見つめ続けます」
道長「一緒に行こう」
実資「このようなことは、おかしい!」
果たして、晴明の秘策は成功するのでしょうか?また『源氏物語』の夕顔エピソードが再現されるようですね。果たして道長とまひろがどうなるのか、次週も楽しみに見守りましょう!