雨夜の品定め「女こそ、家柄が大事だ」…大河ドラマ「光る君へ」2月18日放送の重要トピック振り返り:4ページ目
さて、今週のF4は?
妹の藤原忯子を亡くして、兄の藤原斉信(金田哲)は気落ちしています。
あんな事になるなら、入内などさせねばよかった……悔やんでも悔やみきれません。
縁側から投壺(つぼうち、とうこ。投げ矢遊び)をしていますが、みんな心ここにあらずです。
ちなみに投壺は古くから大陸より伝来したものの、あまり流行らなかったようです。
むしろ桐子たちが遊んでいた双六(すごろく。現代のバックギャモンに近い)の方がよほど流行し、たびたび禁令まで出ています。
こういう当時の遊びや文化が実写されるのは、観ていてとても楽しいですね。
気晴らしに打毬でもやろう。最近見つかった弟・直秀の活躍もあってチームは大勝利。やりました。
しかし雨に降られた着替えの間で、女性談義を繰り広げてまひろに盗み聞かれてしまいます。
これは『源氏物語』の一場面「雨夜の品定め」をモチーフにしているのでしょう。主人公の光る君らが、女性についてあれこれと論評する場面です。
今週は遊び回ということもあってか、あまりパッとしませんでしたね。せっかくだから打毬競技の全容も観たかったと思います。
まぁ、イケメンがアップで観られて嬉しいファンサービスということで。
ちなみに、ききょう(清少納言。ファーストサマーウイカ)はこの時点で既に人妻。息子もいるのですが、今後登場するでしょうか。