紫式部『源氏物語』の主人公のモデル候補、多すぎ問題…議論に上がる人物を一挙紹介!【後編】:2ページ目
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伊勢物語でも有名!在原業平(ありわらのなりひら)
最後にご紹介する光源氏のモデル候補は、在原業平です。
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日本史には何人もの英雄・色男が登場し、後世の男性がうらやましがるほど女性にもてた男もいました。しかし、交際した女性の数が具体的に残されているのは、おそらく平安時代の貴族で歌人・在原業平(ありわらのなり…天皇と相撲をとって椅子を破壊?平安朝一の色男・在原業平の意外な一面
「伊勢物語」の昔男・在原業平在原業平といえば、「伊勢物語」の昔男のモデルとして有名です。二条の后(陽成天皇の生母・藤原高子)や、伊勢の斎宮との密通など、数々の女性と浮名を流したプレイボーイとして描…
平安時代初期の貴族で、有名な『伊勢物語』の主人公とされています。皇族の両親のもとに生まれますが、彼もまた臣籍降下しています。
また、平安時代の歴史書『日本三大実録』によれば、彼はかなりのイケメンだったとか。さまざまな女性との浮名を流します。また、秀でた和歌の才能にも恵まれていました。在原業平が関係を持ったとされる女性は、身分も立場もさまざま。その点も光源氏と共通していますよね。
ちなみに、在原業平は藤原高子とのスキャンダルのあと、関東へ下ります。これが有名な「東下り」ですが、この話は光源氏が須磨に流される話のモデルになったとも言われています。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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