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砂糖は昔は高級品だった!日本国内での普及・製造の歴史をたどる【前編】

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江戸時代から国内生産がスタート

江戸時代初期には、国内でも砂糖が製造されるようになります。日本初の砂糖作りは琉球で始まったとされており、17世紀に中国からサトウキビの栽培と黒糖の生産法が伝わり、黒糖を製造したのが、いわば「製糖事始め」だったようです。

その後、奄美大島、喜界島、徳之島でもサトウキビが栽培され、この辺りを管轄していた薩摩藩は莫大な収益を得ました。

同時に砂糖の輸入も続いており、この頃には海外からの主要な輸入品の一つとなっていました。特に、オランダや中国の貿易船が大量の砂糖を出島に持ち込んでいたようです。

日本国内に砂糖が大量に供給されると、砂糖を使った和菓子も多く作られるようになりました。

後編では、近代の日本の製糖の歴史を追っていきます。

参考資料

 

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