銭湯でコミュニケーション!混浴があたりまえだった江戸時代のおもしろ風呂文化
みなさんは、銭湯に行くことが好きですか?今は新型コロナウイルスの影響でなかなか銭湯に行く機会が減ってしまったかもしれません。
人々の「交流」が減ってしまった今だからこそ、江戸時代のお風呂文化を楽しみながら学んでみませんか?
現代から考えると驚きの文化や、今と変わらない風習まで、様々なお風呂事情が見えてきました。
江戸時代のお風呂は庶民の社交場
現代の銭湯でも、そこで会った人と世間話をするといったことがあると思います。江戸時代もそれは同じで、江戸の町にいくつもあった(1813年ごろには、約600軒もあったそうです)湯屋は大人気でした。
混浴パラダイス!?めくるめく江戸時代の「湯屋」の内部をちょっぴりのぞき見
「火事と喧嘩は江戸の華」と申しますが、江戸時代は木造建築であったため、本当に火事が多くありました。また、今のように消火技術も進歩していませんでしたので、ひとたび火事が起こってしまうと、早期に鎮火する事…
江戸時代には自分の家にお風呂があるのはほとんどなかったため、多くの人が階級を問わず銭湯に通っていました。
そして、刀を置く場所として2階に座敷が設けられていました。次第に、この座敷の使われ方が変化していきます。例えば、囲碁や将棋などを置き、だれもが会話しながら楽しめる社交場になっていったのです。
人々にとってお風呂は、大切なコミュニケーションの場でした。
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