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東大生が遊郭に溺れすぎて問題に!?明治時代まで東大の側にあった「根津遊郭」とは

東大生が遊郭に溺れすぎて問題に!?明治時代まで東大の側にあった「根津遊郭」とは

東大生が遊郭に溺れまくる!

明治3年(1870年)、根津八重垣町の両側に桜200余株を植え、総門をかまえて新吉原を真似して大繁盛したという記録もあります。

しかし明治に入ってからは根津遊郭に関して、政府を悩ませる大問題が発生していました。

根津遊郭の場所は新しく建てられた東京帝国大学(のちの東京大学)に近かったため、優秀な東大生達が根津遊郭に入り浸って人生を狂わせてしまうという事件が発生していたのです!

明治政府も、東大1期生2期生の日本を背負って立つべき期待の星が減ってゆくのを見過ごせず、1888年(明治21年)6月末日をもって根津遊郭は撤去され、洲崎に移転したのでした・・・・・・。

余談ですが、移転にあたっては、文部省は東大の方を千葉県に移転することも検討したほどだったそうです。

 

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